AquaSKK 4.x をインストールする手順を説明します。 対象となる OS は Mac OS X 10.5.x 以降です。
目次
パッケージのダウンロード
まず、AquaSKK プロジェクトの パッケージ一覧 から、インストールするパッケージをダウンロードします。 ダウンロードしたファイルはダブルクリックでマウントできます。
AquaSKK のインストール
パッケージを起動したら指示に従って AquaSKK をインストールして下さい。
インストールが完了したらログインし直します。
入力メニューの設定
インストールしただけでは AquaSKK は使えません。 システム環境設定を開いて、AquaSKK を有効化する作業が必要です。
言語とテキストを選択します(Leopard では言語環境)。
入力ソースを選択します(Leopard では入力メニュー)。
AquaSKK 4.0 以降では、従来の AquaSKK 3.x と互換性のある入力メニューと、統合入力メニューのどちらかを選択することができます。
- 互換入力メニュー
「AquaSKK 統合」以外を全て選択して下さい。
入力モードとして、AquaSKK だけ使う場合にお勧めの設定です。メリット - 現在の入力モードがメニューで確認できる
- 「かなキー」と「英数キー」で、ひらかなモードとASCII モードに切り替え可能
デメリット - U.S. 等と併用する場合に、キーボードで U.S. を一発選択不可
- Leopard では文書毎に入力モードを保持できない
※ Snow Leopard では入力ソースオプションで設定可能
- AquaSKK 統合入力メニュー
「AquaSKK 統合」だけを選択し、その他のモードはオフにします。
AquaSKK の他に、U.S. などのローマ字入力用メソッドを選択する必要があります。メリット - 「英数キー」か ⌘ + スペース で U.S. を一発選択可能
- 文書毎に独立した入力モードを保持できる
デメリット - 現在の入力モードをメニューから確認できない
互換入力メニューか AquaSKK 統合入力メニューのどちらかを設定したら、システム環境設定を閉じます。 これで AquaSKK を使う準備が整いました。
動作の確認
早速 AquaSKK の動作を確認してみます。まずはテキストエディットを起動し、 ⌘ + スペース で AquaSKK をアクティブにして下さい。 AquaSKK が「ひらかな」モードになっていることを確認したら、 と入力します。最初の K は大文字で、以降は小文字にするのがポイントです。 テキストエディットの表示は、以下のようになっているはずです。
次に、スペースを押して変換します。
「漢字」以外の文字が表示される場合もありますが、 今は気にせず、スペースを何度か押してみて下さい。 そのうちに、以下のような候補ウィンドウが表示されます。
それぞれの変換候補の前でハイライトされている ASDFJKL は、 変換候補を選択するための文字です。 もちろん、カーソルキーを使っても変換候補を選択することはできますが、 ここでは試しにfを押してみます。
ちゃんと確定されたでしょうか? 以上で動作確認は終了です。お疲れ様でした。
カスタマイズ
AquaSKK の動作をカスタマイズするには、入力メニューから環境設定を選択します。
環境設定はいくつかのカテゴリで構成されています。
辞書以外の設定は大胆に変更しても大丈夫ですので、 一つずつ動きを確認しながら試してみることをお勧めします。